鹿児島県歯科医師会・鹿児島県歯科衛生士会・鹿児島歯科医師若手会共催学術講演を11月9日(日)に開催し、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 糖尿病・内分泌内科学 准教授の森野 勝太郎先生 と 鹿児島県薬剤師会の鎌田 貴志先生にご講演いただきました。
糖尿病の歴史やサルコペニア・フレイルについて深く学ぶ貴重な時間
森野先生は「医科からみた医科歯科連携の重要性とサルコペニア・フレイルとの関連」と題し、糖尿病の歴史や残存歯との関係、高齢者のサルコペニア・フレイルと筋肉との関係など、とてもわかりやくすく、解説いただきました。そして話が面白い!!
参加者の方の感想では、糖尿病と歯科との関係や鹿児島県の取組の現状を知るきっかけにもなりました。など、たくさんの感想をいただきました。

お薬手帳から歯科衛生士が考えることの必要性を学ぶ機会
鎌田先生は「薬剤師から見る糖尿病ケアの医歯薬連携~服用薬から患者状態を把握する~」と題しご講演いただきました。糖尿病の患者様のお薬手帳から読み取れること、その先を考えることが大事だと学びました。歯科薬連携の現状はまだ10%以下とのこと。服用薬でわからないことは遠慮なく薬剤師に連絡してくださいとおっしゃっていました。
参加者の感想では、自分の中でも曖昧にしてきた部分だったので、本当に貴重な時間となりました、もっと問診票などいろいろな情報から気づける歯科衛生士になりたいと改めて思いました。などたくさんの感想をいただきました。

来月の「糖尿病重症化予防における歯科保健指導事業」登録歯科衛生士アップデート研修にもお二人の講師が登壇されます。今回聴講出来なかった方はぜひ12月14日の研修会に参加してみてください。
専務(益滿)


