口腔機能低下症の患児が多い、今。。
11月16日(日)に第5回デンタルハイジニストスキルアップセミナーが開催されました‼‼
今年度最後のデンタルハイジニストスキルアップセミナーとなりました(´;ω;`)ウゥゥ
今回は、「なぜお口ポカンが増えるのか?~誰も知らない口腔機能論~」と題し、
国立モンゴル医学科学大学 歯学部
客員教授 岡崎 好秀(おかざき よしひで)先生をお迎えしました💛

ここ最近“口腔機能低下症”が注目されていますが、岡崎先生はそれより前から注目していました👀✨
令和平成令和と時代の移り変わりに伴い、お口遊びや歯固め、離乳食の種類が変化してきていることや、日本とモンゴルなど国の習慣の違いなど、先生の経験を交えて、ご教授いただきました。
会場の皆さんも頷きながら、時折、岡崎先生の話に笑いながら、とても貴重で充実した時間を過ごしておりました🎵
歯科衛生士として、“口腔機能低下症”と聞いて、ただ訓練するだけではなく、生活背景に目を向けて、患児1人1人と向き合っていかなければいけないと改めて感じた講演となりました。


~参加者の皆様より感想~
・今回の講演で、今まで習ってきた乳幼児の口腔機能の発達の順序に理由があり、起こっていることがよく理解できて、とても勉強になりました。今後の診療にも活かしていきたいです。
・ネットで知れないことを沢山聞くことができて、とても貴重な時間になりました。終始驚く事ばかりでしたし、動物の口腔機能という、いつもとは違う視点で学べたのも新鮮でした。
・前回に続いての参加でしたが、今回も学びになるお話ばかりでした。口遊び等は実践できていましたが、吹き戻しは医院にあるにも関わらず活用出来ていなかったので、データを可視化する意味でも使用していきたいと思います。たくさんお話聞けて良かったです。
・とても身のある楽しい講演でした。普段の業務でも、お口ポカンの子供はよく見受けられ、口唇閉鎖の訓練ばかりにこだわっていた部分があったが、舌の機能にも目を向け、患者さんのバックグランドを把握して指導につなげていくことを改めて感じた。
・昔の子供たちに比べて、今の子供たちは唾液も少なく口腔機能の低下になっていることが、とてもよくわかりました。乳幼児期からのトレーニングなど取り入れる事が離乳食に繋がり正しい咀嚼や歯並び、嚥下になり将来の高齢者のフレイル予防にも繋がっているのではないかなぁと思った所です。若いお母さんたちにしっかり指導やトレーニングの方法など伝えていけたらと思いました。
・説得ではなく納得してもらうためには、そのための学びは生涯必須と思うことでした。また、先生の人への思いや心の置き方が、ものすごく響きました。年齢を経るとまた違う感じ方をするなぁという経験もしました。本当に楽しい貴重なお話聞かせていただき、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

報告者:日髙(学術)


