12月22日に鹿児島県歯科医師協同組合主催・鹿児島県歯科医師会・鹿児島県歯科衛生士会共催の「協同組合学術研修会」を開催しました。
ハイブリット開催で合計の参加者は93名と大変大盛況でした!
今年度は青森県でご開業の土岐 志麻先生をお招きしまして、演題「生まれてからの口腔機能の育て方〜食べる話す呼吸する機能について〜」
小児の口腔機能発達不全症についてご講演いただきました。
午前中は口腔機能発達不全症の保険算定についてや診査・診断方法について詳しくご講義いただき、午後からは実際に風船やガムを使用したMFTのトレーニング方法を教えていただき指導方法を学ぶことができました。
講演の中で日本の子供たちの口唇閉鎖不全の有病率は30.7%で、子供のお口ポカンは自然の改善が期待しにくく大人になってもその割合は変わらないとのことでした。口腔機能発達不全症を診査・診断し小児期にいかに歯科医療従事者が介入し、保護者へ正しく「口腔発達不全症」の問題点を伝え、子供たちの幸せの未来のために口腔の育成に携わる私たちは正しい知識とそれを伝える能力を学ばなければならないと思いました。
今年度の研修会も大変充実した研修会となりました。